A…トルマリンのマイナス電極に蓄えられた電子(=マイナスイオン)は、永久電極をもつトルマリン鉱石の結晶が水に触れることで、水中に放電されます。そして、トルマリンの微弱電流に対して電気分解を起こし「H2O」が「H+」(水酸イオン)と「OH](水素イオン=弱アルカリ性を示す)に分離します。「H+」は、トルマリン電極に引き付けられ、電子を融合してガスとなり放出にされます。これが、水の電気分解の仕組みです。つまり、水は弱アルカリ化して、限りなくpH7.5に近づくことになるのです。そして、この過程で「H3O2」いう不安定な結合のマイナスイオンが発生し、連続的に発生と消滅が繰り返されます。
また、空気の電気分解は、水の電気分解とまったく同じ原理です。空気中に含まれている水分に対して、水の場合と同じように弱い電気分解をおこします。具体的には「H+」イオンが空気中の水分と融合し、マイナスの電荷をもつイオンに変化します。このイオンは絶緑体であり、空気によって遮断され、いったん空気中に放出されると非常に安定した状態になります。これは、空気による遮断と同時に、それぞれがマイナス電荷をもっているために互いに反発しあっているからなのです。
こうして、トルマリン鉱石の結晶の周囲には、マイナスイオンが生成され続けるのです。