A…イオンには、粉塵と結合した「大イオン」と、大気中の酸素や窒素が電荷をもった「小イオン」がありますが、ここでいうイオンは後者のことです。
「イオン」とは、電気を帯びた超微粒子のことで、プラスに帯電した「プラスイオン」と、マイナスに帯電した「マイナスイオン=マイナス電荷をもった粒子」があります。
空気中には常にマイナスイオンもプラスイオンも存在しています。そしてマイナスイオンは、常に同じ状態で存在しているというわけではなく、発生しては消えるという不安定なイオンです。
マイナスイオンが多いところは、滝壷の周辺や、高原の森林の中など、私たちが「気持ちよい」「空気がおいしい」と感じるところです。一方、マイナスイオンが少ない=プラスイオンが多いところは、都市部の交通量の多い場所や電化製品の多い部屋、喫煙室などです。このことから、一般的にマイナスイオンが身体に好影響を与えるといわれています。
マイナスイオンには、「遊離電子」「原子イオン」「軽イオン」「重イオン」「中間イオン」などの種類がありますが、これらのうちマイナスの荷電粒子を「マイナスイオン」と呼びます。